2020年12月13日、WSLのBWT(ビッグウェーブワールドツアー)の1つである『The TUDOR Nazaré Tow Surfing Challenge』が無事に終了した。
開催地であるポルトガルのナザレはビッグウェーブの聖地とも言われる場所だ。
コンディションは、40~50ft(約12~15m)のクリーンなオフショアで大会が開催された。
出場サーファー同士がタッグを組むチーム戦で行われ、今回は9チーム・合計18名の選手が参加した。
9チームを3つのグループに分け、各チームが50分ヒートを2回ずつ行なうため合計6ヒート。
メンズでは、前回優勝者であるハワイのカイ・レニーとルーカス・キアンカが今回もチームを組んで出場。ルーカスがフルローテーションチョップポップに続けてバレルをメイクするなど、トータル23.34ポイントを獲得し、個人で今大会トップに立った。
また、パートナーであるカイも3位となり、ルーカス&カイのチーム優勝も果たした。
ウィメンズは、今回3名が出場。
大きな波でのカービングなど高い技術を見せつけたフランスのジャスティン・デュポンが、前回大会に続き2年連続で優勝した。
今大会最高ポイントをスコアしたのは、ブラジルのペドロ・スク―ビーの9.5。
深く大きなバレルをメイクし、Most Committed Awardを受賞した。
『The TUDOR Nazaré Tow Surfing Challenge』結果
■Award for Best Performance, Men(メンズ優勝)
ルーカス・チアンカ|BRA
■Award for Best Performance, Women(ウィメンズ優勝)
ジャスティン・デュポン|FRA
■Award for Best Team Performance(チーム優勝)
ルーカス・チアンカ|BRA & カイ・レニー|HAW
■Jogos Santa Casa Most Committed Award(最もコミットしたサーファー賞)
ペドロ・スク―ビー・ヴィアナ|BRA
Article by Shiori.H