2021年10月18日~21日、千葉県鴨川市(マルキポイント)で行なわれたJPSA2021ショートボード第4戦『ムラサキ鴨川オープン』。メンズは伊藤李安琉がJPSA初優勝、ウィメンズは川合美乃里が2年ぶりに優勝した。
決勝の波はコシ~ハラサイズでダンパー気味な上、波数も少ないという難しいコンディション。
ウィメンズ決勝は、ツアーランク2位の川合美乃里と、アマチュアの全日本大会4連覇の実力者中塩佳那のカード。
序盤から中塩にリードされながらも、後半セットの波を掴み5ptをマーク、その後試合終了3分前に川合がついに逆転!そのまま逃げ切って優勝を掴んだ。
この勝利を受けて、川合美乃里はツアーランキングトップに立った。
メンズ決勝は、宮崎出身の若手サーファー伊藤李安琉とツアーランク2位の西慶司郎の対決。
伊東が試合序盤から多くの波に乗りリズムを掴んだ。
試合時間残り7分、伊東がバックサイドの波で大きなスプレーを上げ、再びノートリムでリップを決めて高得点をマーク。これが勝敗を決定づけ、伊東はJPSA初優勝を果たした。
この結果により、西慶司郎がツアーランキングトップ、伊東李安琉が5位へ浮上した。
試合結果
■メンズ
1位 伊藤李安琉
2位 西慶司郎
3位 大橋海人、小林桂
5位 安室丈、河谷佐助、田中大貴、佐藤魁
■ウィメンズ
1位 川合美乃里
2位 中塩佳那
3位 松岡亜音、橋本恋
5位 須田那月、池田美来
Article by Shiori.H