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EDNA SURFBOARDS 代表/元JPSAプロ
榎本信介氏インタビュー
~変幻自在のカリスマ~

ライディングから、サーフボードデザイン、ライフスタイルまで、一貫性のあるスタイリッシュな光彩を放出する、日本を代表するカリスマサーファーシェイパーである榎本信介氏。彼のデザインするボードは、圧倒的な審美性と独創性に溢れたアートであると共に、トリップや湘南でのライディング経験を基に、計算されデザインされたINSTRUMENT(道具)だ。

カリフォルニアブランドにも比肩する、スタイリッシュボードを生み出し続けるオリジナリティの根源を探る、対話の旅に出かけた。インタビューは移転されたEDNA屋の2Fにある、榎本氏の仕事部屋で行われた。ボタニカルデザインショップのBIRDIE(もりやす氏)、フォトグラファーPERO氏の事務所も併設されているEDNA屋は、アーティスティックで居心地が良く、温かい雰囲気の空間だった。

(インタビューはここから)

EDNA屋1F内観
(photo by EDNA)

一生点数付けられてサーフィンやってる奴なんていないと思う

[AO] 私はサーフィンとか山登りとかを普段してまして、サーフィンは今ロングのシングルスタビライザーのロングボードを使ってまして、もう少し上手くなったら、クラシックなボードも欲しいなと思っているのですが、
榎本さんのサーフィンのスタイルはどのようなものになりますか?

[EDNA榎本氏、以下EDNA] サーフィンのスタイルね、よく聞かれるけど説明しにくいんだよなぁ。

[AO] 言葉にするのは難しいですよね。

[EDNA] そうですね、まぁなんか、あんまり型にはまりたくはないなと。

[AO] はい、自分もサーフィンの、特にロングボードの魅力ってなんだろうなと考えていたのですが、榎本さんのライディングですとか、他のロングのサーファーのライディングを拝見していまして、なんとなく思ったのが、フィギュアスケートとか、ヒップホップダンスとか、そういったものと通じる、自由に技を決めたりとか、アートや芸術的な要素があったり、トリミングしたり、ハングファイブ・ハングテンしたりとか、少し踊っているような要素もあるのかなと思いました。ショートボードはどちらかというと、純粋なアスリートスポーツていう感じが私はしたのですが。

[EDNA] 全体的に、まあ(遊びの要素とスポーツの要素の)どっちもあるんでしょうけど。自分からしてみたら、(ショートとロング)どっちもそんなにスポーツではなくてただの遊び感覚。もちろんロングボードもそうなんですけど、あんまりこれはこうじゃなきゃいけないとか決めごとはあんまり好きじゃないっていうか、めんどくさいというか。

[AO] そうですね。特にロングボードのカルチャー自体が、自由でレイドバック(laid back)なカリフォルニアのリラックスしたカルチャーの影響が結構あるのかなと思っています。これはこうじゃなきゃというよりは、もっとクールに、自由に、遊ぶようなところが魅力なのかな、って私も思いました。

[EDNA] そうですね。波乗り自体がそういうもんなんじゃないかな、と思うんですけどね。

[AO] そうですよね。自分も海と戯れて、気持ちも良くなったり、リフレッシュ出来たりもするんですが。

[EDNA] なんか、習慣になっちゃってるからよく分かんないけど。(笑)食う・寝る・遊ぶじゃないですけど、、お腹空いたらご飯食べるのと一緒で、波乗りしたくなったら海に入るっていう感じ。わざわざ、決めて考えてやっていることは、あんまり無いですね。今は、スポーツはスポーツでね、お金もちゃんと稼いだりとかするような子達もいるし、それはそれでやっぱり凄いなとは思うし、基本はねやっぱり遊びだと思ってるし、一生懸命やって、点数付けられてサーフィンするのは、そういう時代もありましたけど俺も、それって長い間のほんの一瞬そんなことがあるだけで、一生点数付けられてサーフィンやってる奴なんていないと思うんだよね。そういうことじゃねぇの。

他の土地行ってやってる方が面白いかなと

[AO] 最近はたまに行かれて、楽しむ感じですか?

[EDNA] そうですね、昔みたいに毎日やってないし、自然と普通にやりたい時にやっているくらいです。鵠沼メインでやってるんですけど、全然他の土地行ってやってる方が面白いかなと。だいたい千葉とか、伊豆とか。

[AO] じゃあ、結構最近はいろいろなところに行かれてサーフィンされてるんですね。

[EDNA] そうですね、ちょこちょこは行くようにしてるんですけど。

[AO] 鵠沼と、千葉、伊豆だと、大分違いますか?

[EDNA] 違いますね。あと気分転換にていう感じで。ずっと同じところでやっててもつまんないんで。

[AO] 行く先でいろんな方ともお話されたりとかですかね。

[EDNA] なんか仲間が変わったりすれば、行先も変わったりとかして。

[AO] 仲間の方とトリップとか行かれるんですね。

[EDNA] そうですね、大体仲間内で行きますね。

[AO] 波とかビーチに関しての違いは何か感じられますか?鵠沼と、千葉、伊豆との違いですが。

[EDNA] やっぱり土地柄はいろいろありますね、良くも悪くも。波質が違うと、道具も違う、っていう感じ。千葉とか伊豆はショートボーダーが多いし、湘南近辺はロングボーダーが半分くらいかな。

[AO] では、千葉とか伊豆に行かれる時は、ボードを変えられたり(ボードの)チョイスを考えられたりするんですか?

[EDNA] ショートも持っていくし、ロングも持っていくし。元々僕もショートボードあがりなんで。ロングボードは20代入ってからやったのかな。

[AO] 千葉とか伊豆では、ショートも楽しまれるんですね。がんがんと攻められる感じですか。

[EDNA] まあ、そうですね。

一人だけシングルフィンだったり

[AO] サーフィンも移り変わりが有ったのかなと思っていまして、当初のロングボードから始まり、一時期ショートボードが全盛期になり、またリバイバルでロングボードが盛り上がってきていると思うんですけど、そういったロングボードの流れについて何か思われることはございますか?

[EDNA] 俺が始めた時は、(ブームが)第二次くらいになんのかな、ロングボードで。まぁ、昔ハイパフォーマンスなロングボードが流行って、その後にジョエル・チューダーていうのが出てきて、それに乗っかってるような感じなんですけどね。ジョエルが出てきたことによって、昔のスタイルがリバイバルされて、まぁ、その時期に始めたんですよね、ロングボード。また、どんどんハイパフォーマンスの方に戻ったりとかして、またクラシックに戻ったりとかして、どんどんどんどん変わってるんですけど、まぁ要はコンペティションが有るからそういう風に変わっているだけでまぁ、基本的にそのロングボードっていうのはそんなに変わってないんでしょうけど。

[AO] なるほど、その時のコンペティションのトレンドに応じて、自由に榎本さんのスタイルも変わっている、
いろいろなところをやられてということですね。

[EDNA] そう、変わっている。コンペティションやっている時は、そういうのに従うじゃないですけど、まぁ気に入られるようにサーフィンをしたりとかした時も有ったんですけど、途中からそれが嫌になって、コンテストとか出てたんですけど、なんかまぁ好きなものに乗って、人とはなんかこう同じなのが嫌だったんですかね、多分。ハイパフォーマンスのスタビライザー付きのやつが流行っている時代に、もう一人だけシングルフィンだったりとかしましたけど、全然勝てなかったですけど。

榎本信介氏
(photo by EDNA)

サーフィンて流行りを追いかける遊びじゃない

[AO] なるほど。最近はお気に入りのスタイルとかはどんな感じですか?

[EDNA] あんまり変わってないんですけどね、スタイルは。

[AO] 千葉とか行かれたら、ショートボードでガンガン、マニューバーとか攻められるんですよね? 鵠沼とかで乗られるときはどんな感じなんですか?

[EDNA] マニューバーとかもやりますし、でも変わんないですよ、基本的にどこ行っても。すげぇ(波が)でかい時に、ロングボードわざわざやったりもするし。

(by EDNA SURFBOARDS INSTAGRAM)

[AO] 大きく速い波でロングボード、格好良いですね、憧れます。最近はシングルフィンのロングとかが多いんですか?

[EDNA] ロングはもうシングルフィンしかやってないですね。まぁ別になんでも良いんですけど、やっぱりなんだろう、もうノーズライディングしてなんぼみたいな感じですかね。他にいろいろ、ねぇマニューバーとか当て込んだりとかってのも有るけど、それはまぁ、ショートボードでやれば良いや、って感じかな。大分昔に比べてね、いろんな、なんか、こうじゃなきゃいけないっていうのが無くなってきた。

[AO] 段々、自由になって来て、クラシックなスタイルなんかも認められてきて、ようやく、型が縛られていたのが自由になってきたのかな、という感じですかね。

[EDNA]  縛られてたっていうか、みんな同じ方向向いてるようで、そんなにでも、サーフィンって、そんな流行り廃りがあるもんじゃないんだなって、ようやく思ってきた位ですけど。スノーボードとかも、分かんないですけど、俺あんまりやんないから。やっぱこう、ずっと流行りを追いかけ続けるじゃないですか。サーフィンってそんなに流行りを追いかけてるような遊びじゃないような気もするんすけどね。

[AO] 本質的なものは変わらない、ということですか。

[EDNA] もちろんね、流行りが有るからこそ、業界もどんどんどんどん良くなっていくんでしょうけど。結構、蓋を開けてみると、みんなバラバラですからね。好きなものって。本当に、フィンが要らない、もう俺はフィン付けないでサーフィンするんだって奴もいれば。フィンレスしかやんない奴もいますよ。

[AO] そうなんですね。

[EDNA] 変わってんなー、と思いながら。(笑)

[AO] (笑) いろいろ、やっぱり、その人の好きなことが有って、方向性は人それぞれ、っていうのが有りますよね。以前、榎本さんがチーターファイブでグッときまっている写真とかを拝見した際に、格好良いなというか、榎本さんが波に乗られているところを拝見しても、クールな感じが似合うなって思いました。

[EDNA] まぁ、分かんないですけど、そんな恰好付けてるつもりは無いんでしょうけど、まぁ、そういう風に扱ってくれるから、ていうだけなんですけどね。自分が押しつけてるわけでもないんですけどね。

自由に発想したものを形に出来れば一番良い

[AO] もう少し、榎本さんのパーソナルな部分に迫らせていただいて、ご自身でサーフボードのブランドを作られようと思われたきっかけや、その時のご自身のお気持ちとかを、よろしければお聞かせいただけますか?

[EDNA] なんか、作りたいっていうのはずっと有ったんですけどね。まぁ後ずっとシェイパーに作ってもらってるのを見てたんで、まぁ、いつでもこんなん作れるよ、と思ってたんだけど、やるきっかけも無く、場所も無くって、でもずっとやりたいって思ってたんだけど、それで、場所を提供してくれた人がいたんですけどね、江ノ島に。その人の工場を貸してくれて。そこで、まぁ、自分で材料仕入れて、見よう見まねで始めたのが最初かな。今もずっと、まぁ、ねぇ、サーフィンしてる中で、自分で作った板でサーフィンするっていうのが、結構、ねぇ、一番自由に、こう、発想したものを形に出来れば一番良いな、と思ってたんですよ。それがなんかまぁ、徐々に仕事になって行ったって訳なんですけどね。

榎本信介氏
(photo by EDNA)

[AO] コンテストをやってきた頃と、今のボード制作をされている時とを比べると、コンテストでより高みを目指されていた頃と、ボードの制作側になるのとでは、いろいろと変わったことはございますか?

[EDNA] あんまり、変わってないですね。(笑)本当にその時欲しいものがやっぱ有って、それを形にして、今のようになってるんですけど、別に乗りたくないものは、あまり。もちろんそういう依頼も有るんですけど、例えばロングボードのスタビライザー付きで、ロッカーが凄くて、そういうのも言われたりはするんですけど、まぁ、もちろん乗ったことあるから、まぁ作れますけど、本当に作りたいものでは無い。全部一応、最初から最後までやってるんで。

EDNA屋シェイプルーム
(photo by ao editor)

遊ばないと想像力も出ない

[AO] こういうボードが作りたいとか、っていうところですと、アート性の非常に高い、芸術的な個性をお持ちだと思うんですけども、EDNAさんのボードは、どういうものを目指されてるんですか?

[EDNA] サーフボードの色とかに関して言えば、まぁなんか、直観でやってるっていうか、うん。

[AO] そういった直観も研ぎ澄まされていくんでしょうね。

[EDNA] まぁ、普段からちょこちょこ遊んでるんで。遊ばないとあんまりね、想像力も出ないんで、なるべく表に出て遊ぶようにはしてんですけどね。

[AO] いろいろ遊ぶことによって、想像力が生まれてくるような感じなんですね。

[EDNA] 勉強あんまり好きじゃないんで、学ぶっていうことはしないんですけど、好きなことは自然と中に入ってくるような感じで。

[AO] 天才肌的な。(笑)

[EDNA] いやいや、そんなことは無いですよ。(笑)

EDNA屋1F内観
(photo by ao editor)

[AO] 元々、デザインとかセンスって、当然もって生まれた個性も有ると思いますし。

[EDNA] そうですね、まあ、カッコ悪いよりカッコ良い方が良いじゃないですか。(感性は)それぞれでしょうけどね。

[AO] そうですね。男性は女性にモテたいとか。(笑)

[EDNA] 単純ですよね、カッコ良いなとか、そんな感じで作ってます。

[AO] 若い頃とかは、相当モテられたんじゃないですか?

[EDNA] モテてたかどうかは分かんないですけど、別に女の子に不自由したことも無いし。

娘さんはロックンロールが大好き

[AO] 今はご結婚はされてらっしゃるんでしたっけ?

[EDNA] 結婚して、今(さっき)下にいた子の一人がウチの子です。

※EDNA屋さんのショップが1Fにあり、2の事務所にてインタビューをさせていただきました。

EDNA屋1F内観
(photo by ao editor)

[AO] 娘さんはどんな感じのお子さんでいらっしゃるんですか?

[EDNA] ウチの娘ですか?まぁ、まだ三歳まで行ってない位なんで、その辺にいる子供たちと大して変わんないですけどね。(笑)ロックンロールが大好きで。

[AO] 三歳でロックって、かなり。(笑)

[EDNA] メタリカとか聞かしてるんです。(笑)

[AO] 良いですね。ハードロック系がお好きなんですか?

[EDNA] そうですね、ロックが大好きですよ。

[AO] メタリカとか、他にどういった音楽を聴かれますか?

[EDNA] なんだろう、AC/DCとかも好きですね。

[AO] AC/DCも良いですよね。私も好きです。カッコ良いですよね、ギターとか。私もAC/DCのギターのリフを聴いたときに痺れましたね。

パパのサーフィンしてる時が好き

※二人の女の子がインタビューをさせていただいている部屋に入ってきました。

[EDNA] もりやすんところの子、りおとちゃこでーす。

[AO] りおちゃんとちゃこちゃん。こんにちはー。かわいいですね。

[EDNA] こちら(ちゃこちゃん)がウチの子、とこちら(りおちゃん)がもりやすの子

[AO] よろしくお願いしまーす。こんにちはー。仲良しでいらっしゃるんですか?

[EDNA] (ちゃこちゃん、 りおちゃんに)最近、仲良くなったよね。

[AO] (ちゃこちゃんに)何して遊んでるの?

[Chaco chan] 走ったり

[AO] (ちゃこちゃんに)足、速いんだ。凄いねー。音楽好きなんだ。将来はロックミュージシャン、みたいな。(りおちゃんに)りおちゃんは何が好きなの?

[Rio chan] ダンスしたり

[AO] 良いね、ダンスも流行ってるもんね。ちゃこちゃんは、オリンピックにも将来出るかもしれないね。(榎本さんも娘さんと)よく遊ばれたりするんですか?

[EDNA] (ちゃこちゃんに)そんなに遊ばないよね?

※ちゃこちゃんがうなずきました。

[AO] (ちゃこちゃんに)パパはどんな人?どう?好き?

[Chaco chan] 好き

[AO] どんなとこが、好き?

[EDNA] サーフィンしてる時だよねー。

[Chaco chan] サーフィンしてる時

[EDNA] 言わせちゃった。(笑)(ちゃこちゃんに)ちゃこもサーフィンするよね?

[AO] もうサーフィンされるんですか?

[EDNA] いや、まだしてない。(笑)やんないけどね。

(ちゃこちゃんに)迷ってんのか、サーフィンしようよ。

みんなやんないんだよねー。俺の仲間のプロサーファーもいるけど、みんな結構サーフィンやらない子達(お子さん)が多いから。
靴反対だし(笑)

※ちゃこちゃんが、靴を左右反対に履いてました。

[AO] そこら辺は自由ということで。(笑)自由なのが良いですよね。自由さはお父さんゆずりで、、なんでもかんでも決まってるのも堅苦しいですしね。(お子さんは)結構、こちらによくいらっしゃるんですか?

[EDNA] たまに来たりとかするんだよ。

[AO] 可愛らしいですね。靴がまた可愛らしいですね。逆になってるところ(笑)

[EDNA] 後でねー。

※りおちゃん、ちゃこちゃんが、1Fに降りていきました。

榎本信介氏
(photo by ao editor)

その時欲しい物を作って、乗る

[AO] プライベートでお気に入りのサーフボードとかありますか?

[EDNA] ありますね。みてもらう奴は下にありますので。

[AO] では、後で拝見させていただいても良いですか?シングルフィンのロングですか?

[EDNA] そうですね、基本的にロングボードはシングルフィンしか無くてショートも、シングルフィンもトライフィンも全部やってるんですけど、特にあんまりそんなルールみたいのは決めてないんですけど、そん時欲しいものを作って乗ってですね。

[AO] プライベートで仲良いサーファーの方とかいらっしゃいますか?

[EDNA] まぁ、長くやってるから、いろんな人とは仲良いですけどね。

[AO] ダンディーでスタイリッシュな印象が強いかと思うんですけど、若いころとか子供のころとかはどんな感じだったかお聞かせいただけますか?

[EDNA] まあでも、そんな変わってないとは思うんですけどね、子供の頃と。恥ずかしがり屋さんなの(だった)かな。あんまり、表に出んの好きじゃないんで。

[AO] シャイでいらっしゃったんですね。どうやって遊ばれたりとかされてたんですか?

[EDNA] 波乗り始めたの16からだから、その前は、普通に月並みですけど、サッカーやったりとか。普通の少年です。

[AO] 16歳でサーフィンを始められてからは、サーフィンにのめりこまれて。

[EDNA] そうですね。

[AO] 最初はショートからなんですか。

[EDNA] そうですね、ショートボードしか無かったんで、その頃は。

[AO] それから、その時のトレンドとか時代に合わせて、いろんなものを自由に。

EDNA屋1F内観
(photo by ao editor)

[EDNA] 若い時とかは、本当にショートボードしか興味が無かったから。最先端のものが、欲しくて欲しくて。それで10年くらいやって、途中からもう脱線しちゃったんですけど。いきなり古いサーフボード持ってきて、それが20代前半位かな。

[AO] やっぱりジョエルチューダーとかの影響もあってということですね。

[EDNA] もちろん有るし、いろんな人に影響とか受けてはいたので。

※ちゃこちゃんが再び、2Fに上がってきました。

海への思い、自然への思い

[AO] 海とか自然に関して、何か感じられることはございますか?

[EDNA] そうですね、(海は)有って当たり前みたいな。逆に海に近すぎて、なんかまぁ、家族と遊ぶ時は逆に山の方に行っちゃったりとかするんですけど。

[AO] そうなんですね、山も行かれるんですか?

[EDNA] 山っつっても、軽い山登り位なんですけどね。

[AO] どの辺りに行かれるんですか?

[EDNA] 一回、まともな登山したのは、屋久島とかも登ったりとかして。でもそんな高い山は登ってなくて、ほんとハイキング位すよ。

[AO] そうなんですね、でも屋久島も大分歩きますし、結構ハードですよね。

[EDNA] そうですね、大分歩きましたね。山小屋で一泊したし。それが、まともな登山では最初で最後かな。行ってられないですしね。

[AO] そうですよね、お忙しいかと思いますし。でも、(山も)お好きはお好きなんですね。なんか、海と山で共通するところとか有りますか?

[EDNA] でもまぁ、自然ていうのも有るし、共通することはいっぱい有ると思いますけど、なんだろう、どっちもホッとしますよね。テーマパークで遊ぶのも面白いんだけど、案外それよりもお日様の下で遊んでる方が、全然好きなので。

サーフィン初心者の方へ

[AO] 自然の中にいるとホッするということですかね。若いサーファー、ビギナーのサーファーの方に、何かアドバイスをいただけますか?

[EDNA] あんまり、アドバイスっていうのは無いんですけど、面白いんで続けてください、ていう感じかな。

[AO] 最初、始める時とかは大変なスポーツかと思いますけど、続けていくと楽しくなって行くということですね。

[EDNA] まぁ、何でもそうかもしんないんですけど、上手くなっちゃえば、もっと面白いし。

[AO] 私ももっと上手くなりたいんですけど、なかなか。(笑)

[EDNA] なかなか上手くなんないから、面白いんでしょうね。

榎本信介氏とEDNA屋1F内観
(photo by ao editor)

[AO] 大変なほど、やりがいがあるというか。後、こちらのショップのサービス内容は、サーフボードの販売ですよね?新品だけでなく、中古の販売もされていらっしゃるんですか?

[EDNA] はい、新品のボードだけでは無くて、中古のボードも扱ってますよ。

全部一点もの、唯一無二のもの

[AO] EDNA屋さんのショップは大変お洒落なんですが、EDNA屋さんの特色というのは何かございますか?

[EDNA] ウチの店は基本的に、全部、サーフボードしかりですけど、全部一点ものなんで唯一無二のものを取り扱ってる、というような場所です。

[AO] 同じデザインというのは、あまり作らないということですか。

[EDNA] はい。ここ、お店というよりは、作業場として今使ってて、自分がサーフボード作って、彼女が植物作って、後カメラマンは自分たちで写真作ったりていう、作業場兼、ちょっとしたお店っていう感じなんですけど。店というよりは作業場ですよね。それをちょっと、人が来てもいろいろ見てもらえるような感じにしてんですけど。

[AO] なんかいろいろミックスしているのが面白いなと思ったのですが。

[EDNA] まぁ、たまたまここ借りる時に、ちょっとでか過ぎたんで。それで、誰か一緒にやらないかな、と思って。そういう感じで集まってくれてるんで。まぁ、偶然だけど良い方向に進んで行ってくれてるんで。

[AO] 面白い空間ですよね、いろんな方が来られても楽しめそうな。

[EDNA] まぁ、基本的にみんなサーフィンやってる人間だし。サーファー達が集まって、自分の仕事やってるような感じなんで。

※BIRDIEのもりやすさん、フォトグラファーのPEROさんもサーファーです。

[AO] もりやすさんもサーフィンされるんですね。

[EDNA] はい、ロングボードやります。

EDNAのサーフボード

[AO] EDNA SURFBOARDSのサーフボードをご紹介いただけますでしょうか?

[EDNA] 今置いてあるものでは、これがあります。サイズが大きい波用のボードになりますね。

[AO] このボードはアウトラインも先端が細身が有って、スピードシェイプ/グライダー的なボードになりますかね。

[EDNA] そうですね、昔のボードにもいろいろオマージュしてるので。

EDNA ロングボード SPEED SHAPE
(photo by ao editor)

[AO] スクエアのテールでテイクオフも早そうで、パワーの有るサイズの大きい波にもとても合いそうですね。こちらのボードのデザインはシンプルですが、クラシックな雰囲気も凄くカッコ良いですね。早い波にもとても合いそうですね。

[EDNA] はい、速い波でも全然いけますよ。

[AO] ノーズライダーとは少し違うアウトラインですね。

EDNA ロングボード SPEED SHAPE
(photo by ao editor)

[EDNA] ノーズライダーではないですよ。ノーズライディングも出来なくはないけど、それ用のものでは無いですね。ノーズライダーも有りますよ。

EDNA ロングボード NOSE RIDER
(photo by ao editor)

[AO] こちらは、ノーズ部分がワイドでノーズライディングが快適に出来そうですね。テイクオフも早そうなアウトラインですね。これもデザインがシンプルでクラシックな雰囲気ですが、お洒落でカッコ良いですね。

EDNA ロングボード NOSE RIDER
(photo by ao editor)

お薦めのウエットスーツ

[AO]    サーフボード以外でお薦めのアイテムはありますか?

[EDNA] ウエットスーツでrlmを取り扱ってます。

rlm ウエットスーツ
(photo by ao editor)

[AO] rlmもクラシックな雰囲気で、味の有るウエットスーツですね。榎本さん似合いそうですね。こういうクラシックスタイルのウエットスーツをクールに着こなせるようになりたいものですね。

EDNA屋外観
(photo by ao editor)

(インタビューはここまで)

EDNA Surfboardsの榎本信介氏は、コンテストシーンにおいて、ショートボードからスタートし、ロングボードのクラシックスタイルへと時流に適応し、また時に抗い、柔軟にサーフスタイルを変化させてきた。コンテストシーンで素晴らしい功績を残した後、真の意味でのオリジナリティを探求するオンリーワンボードのシェイピングという荘厳な旅路へ発った。

枠にとらわれず、研ぎ澄まされた自由な精神から生み出される彼のボードは、遊び心と芸術性に溢れ、ジャクソン・ポロックのアクション・ペインティングを彷彿とさせるダイナミックな表現、洗練された抽象表現から、削ぎ落とされたプレーンでミニマリスティックな表現まで、自由自在に変化し続けながら、人々を魅了してやまない。

同時に、榎本氏が放つ野性を内に秘めた強い光彩とエネルギッシュな生き方は、湘南からあらゆる地域までサーフシーンに彩りを与え続けている。

~EDNA SURFBOARDS 関連情報~

EDNA SURFBOARDS    〒251-0053 神奈川県藤沢市本町3-11-12

EDNA SURFBOARDS TEL 0466-63-8107

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