2021年11月26日~12月7日、WSL・CS最終戦となる『Michelob ULTRA Pure Gold ハレイワ・チャレンジャー』がハワイ・オアフ島で行なわれた。
今年より導入されたCT予選としてのCS。
最終ランキングで男子上位12名、女子上位6名が来年のCTへクオリファイできる仕組みだ。
日本人選手では、五十嵐カノアはCTからもクオリファイが既に決まっている。
CS第3戦を終えて、村上舜が男子20位、松田詩野が女子15位と今回良い結果を残せばクオリファイの可能性がまだあるという状態でこのCS最終戦を迎えた。
しかし、村上はラウンド2で、松田はラウンド1で敗退となり、残念ながらCTへのクオリファイはならなかった。
今大会日本勢で最も勝ち上がったのは、メンズでは五十嵐カノアの3位、ウィメンズでは都筑有夢路だ。
都筑はラウンド2でキャロライン・マークス、ココ・ホー、ベティルー・サクラ・ジョンソンという強豪を相手に2位で勝ち上がり。クオーターファイナルでは、多くの波を掴むも、スコアを伸ばしきれず今大会13位、最終CSランキング33位でシーズンを終えた。
ウィメンズファイナルは、日本人の母親を持つ16歳のベティルー・サクラ・ジョンソンが、カリッサ・ムーアらを抑えて優勝。CTクオリファイを果たした。
12月5日のメンズファイナルでは、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)が一つの波で2つのエアリバースと途中バレルをメイクしパーフェクト10をスコア!
ジャック・ロビンソン(AUS)、五十嵐カノア(JPN)、サミュエル・プポ(BRA)を抑えて、ノースショアで自身9回目となる優勝を果たした。
五十嵐カノアは3位に入賞し、最終ランキングもTOPを維持した。
2022年のCTは、1月末~のハワイ・パイプラインでスタートする。
CTクオリファイを果たした顔ぶれは以下の通り。
■メンズ
イズキール・ラウ|HAW
ジェイク・マーシャル|USA
イマイカラニ・デボルト|HAW
ナット・ヤング|USA
コナー・オレアリー|AUS
リアム・オブライエン|AUS
カラム・ロブソン|AUS
ルッカ・メシナス|PER
ジョアン・キアンカ|BRA
ジャクソン・ベイカー|AUS
カルロス・ムニョス|CRI
サミュエル・プポ|BRA
■ウィメンズ
ガブリエラ・ブライアン|HAW
ブリサ・ヘネシー|CRI
ケイトリン・シマーズ|USA
インディア・ロビンソン|AUS
ベティルー・サクラ・ジョンソン|HAW
ルアナ・シルバ|HAW
■日本人選手の最終CSランキング
(男子)
1位 五十嵐カノア
22位 村上舜
38位 大原洋人
67位 和井田理央
75位 稲葉玲王
89位 西修司
(女子)
17位 松田詩野
23位 脇田紗良
29位 野中美波
33位 都筑有夢路
34位 黒川日菜子
37位 前田マヒナ
Article by Shiori.H