9月20~26日、2022年のクオリファイを決めるWSLのCS(チャレンジャー・シリーズ)初戦『US Open of Surfing Huntington Beach presented by Shiseido』がカリフォルニア・ハティントンビーチで行われた。メンズ優勝はグリフィン・コラピント(USA)、ウィメンズは15歳の新鋭ケイトリン・シマーズ(USA)が優勝した。
日本勢は、五十嵐カノアがSFに進みエアリバースで魅せるも、勢いに乗るグリフィン・コラピント(USA)に敗退し3位でフィニッシュ。
女子は脇田紗良がQFに勝ち進み、ケイトリン・シマーズ(USA)に敗れるも5位と健闘した。
初戦カリフォルニアに続き、2021年中のCSはポルトガル、フランス、ハワイと3戦が続く。2020年東京オリンピアンをはじめWSLで戦う日本勢に注目だ。
日本人選手の結果は以下の通り。
■メンズ
五十嵐カノア 3位(セミファイナル)
村上舜 ベスト16(ラウンド4)
大原洋人 ベスト24(ラウンド3)
稲葉玲王、西修司 ベスト96(ラウンド1)
■ウィメンズ
脇田紗良 5位(クォーターファイナル)
都筑有夢路、松田詩野 ベスト32(ラウンド2)
黒川日菜子、野中美波、前田マヒナ ベスト64(ラウンド1)
なお、WSLは2021年からツアーの構成を変更した。以前の構成はCT(Championship Tour)とQS(Qualifying Series)の2部構成だったが、CT、QSの間に新たにCS(Challenger Series)が設けられた。年初から7月までのQSの結果によって、CSへの出場資格が決まり、8月から年末までかけて実施されるCSの年間ランキングで男子はベスト12、女子はベスト6に入ることでCTクオリファイとなる仕組みになった。
Article by Shiori.H