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SUPショップ訪問
OCEANS
~逗子のシーマスター~

SUP、サーフィン、ウインドサーフィン、ヨット、シーカヤックと、マリンスポーツがとても盛んな逗子海岸。ビーチ近くには、マリンスポーツのショップや、カフェ・レストランが軒を連ねる。そんな逗子海岸に近い絶好のロケーションに位置するSUPショップのOCEANSへ伺い、CEOの小林基氏にお話を聞いた。

(インタビューはここから)

OCEANS 店舗
(photo by OCEANS)

ショップについて

[AO] SUPのショップを結構初期の頃からされてるんですよね。

[OCEANS、以下OC] そうですね。逗子では一番最初といえば最初です。

[AO] ポイントとして逗子を選ばれた理由とかは有るんですか?

[OC] 逗子ウインドサーフスクールと言うショップで、もう四十年近くやっているところで、ウインドサーフィンを元々教えていまして、そこの会社がSUPを始めていたんです。逗子は元々ウインドサーフィンをする方が多くて、それで、SUPも一緒にやっていました。去年、僕も会社からOCEANSを独立して、ここに変わった(最初の店舗から現在の店舗に移転した)んです。

OCEANS CEO 小林基氏とスタッフの方々
(photo by ao editor)

[AO] 今のショップでは、もうウインドサーフィンはメニューとしてされてないんですか?

[OC] タイミングが有ればやりたいですけれど、メインは今はスタンドアップでやっています。マリン系(スポーツ)は全般的にやろうとはしています。

[AO] 拝見してますと、大変和やかな雰囲気のショップですね。

[OC] メンバーさんは、波が有れば来ますし、終わった後、その辺りでお菓子を食べながら、しゃべったりとかされてますね。(笑)皆さんでご飯食べに行ったりですとか、そういうのはメンバーさん同士でされてますね。

OCEANS 店舗サイン
(photo by OCEANS)

[AO] 上手くコミュニケーションが取れてるんですね。こちらはスクールオンリーでされているのですか?

[OC] 物販は提携しているCBサーファーズといって、 披露山の方に青い建物が有るんですけど、そこが行っています。

[AO] なるほど。ボードのロッカーはどちらになりますか?

[OC] こちらの建物の裏に有ります。海にもすぐ出られます。

[AO] ショップのサービス内容としましては、ボードロッカー、スクールと、ボード・ウェットスーツ等のレンタルということになりますか?

[OC] そうですね、物販もしてますけど。基本的な部分では、細かいところとかはCBサーファーズさんの方にお願いして、提携してやっています。

[AO] ショップも凄い奇麗で、雰囲気も良いですね。心地よく利用が出来そうなショップさんだなと思います。

[OC] 去年の七月からこの場所に移ったのですが、以前は、海岸線側のBAREFOOTさんて言う、コーヒー屋さんが有るところの隣にショップが有りました。少し手狭でしたので、こちらに移りました。

※取材は2020年3月

SUPのボードについて

[AO] 特にSUPのボードでお薦めのボードは有りますか?

[OC] お薦めはいろんなものが有りまして。波乗り系のものも有りますし、クルージング系のものも有りますし、レースのボードも有りますし。お薦めというか、その人がどういうものをやりたいかで、少し変わってきてしまうんですけれども。レベルの差も有りますので、最初、初心者の内は大きめで入りますし、これがお薦めみたいなのは言いにくいんですけど。OCEANSは、そうですね、ビルフット (BILL FOOTE) というメーカーと、スターボード (STARBOARD) というメーカーをメインでやっています。

[AO] この二つのメーカーのボードはどのような特徴がありますか?

[OC] スターボード(STARBOARD)は世界的なシェアでは一番大きいです。ビルフット(BILL FOOTE)はハワイのメーカーなんですけど、卸してる方が逗子に住まれていまして。その人がベースでやられていますので、日本人に結構合ってるボードなんですよ。だから人気は有りますね。

OCEANS CEO 小林基氏
(photo by ao editor)

スクールの特色

[AO] では、世界的に人気が高いブランドと、逗子で取り扱いがあるブランドで、日本人にフィットするブランドの2つをメインとして取り扱われているということですね。こちらのOCEANSのスクールとしての特色を教えてください。

[OC] スクールとしては、初心者の人が安心してSUPをやれるような部分、安全にやれるように危険の無いように教えています。レッスンがベースになってます。先ずそういう体験コースと、後それから、面白くなっていった時に、続けたいと思っていただけるように、海に馴染みやすいように、案内しています。安全が第一ですね。後は、子供からシニアの方まで、幅広い年齢層の方がSUPが出来るようにやってますね。傾向として、メンバーで続けて行く人達の中には、波乗りが好きな人達と、クルージングで楽しむ人達と、二つに分かれやすいですね。 クルージングで少し遠くに、逗子から森戸に行ったりですとか、鎌倉の方に行ったりですとか。

OCEANS 1Fの様子
(photo by ao editor)

[AO] クルージングの場合は、逗子からそのままSUPで森戸海岸まで行ったりするということですか。

[OC] (風や波が)穏やかでしたら、半日の時間の中で、森戸海岸とか材木座とか行って、普通に帰って来ることが出来ますね。ただ、風が強いとか、海が荒れてると、出来ないんですけど。

[AO] 穏やかなコンディションの場合は、逗子から、森戸海岸や材木座に行って、普通に帰って来れるんですね。波乗りのSUPとクルージングのSUPって、大分違うようなイメージが有りますよね。

[OC] クルージングというか、波乗りでもクルージングでも、先ず安定してるという部分としましては、大きいボードが良いですし、直進性とかは大きめのものの方が強く有るんですよね。ただ、波乗りに特化して行ってしまいますと、小さいボードほど動きが良くなって行くんです。そうなると、凄く小さくなってしまいますので、初心者は乗れないですし、その辺りが難しいところですね。

[AO] それぞれに楽しみがあるということですかね。

[OC] そうですね、クルージングという風になれば大きくて、細長い方がスピードが出ますし、遠くに行けますよね。小さいボードだと進みが悪いですから、あまり遠くには行けないですよね。大きな違いとしてはそういったところだと思います。ボリュームが有るボードで、なるべく遠くに行くとか、進みが良いボードの方を、比較的初心者の方達は好みやすいですね。

OCEANS CEO 小林基氏
(photo by ao editor)
OCEANS 1Fの様子
(photo by ao editor)

海でいろんなことをやる人が増えて来ている

[AO] 普段の小林さん個人としては、マリンスポーツでは、SUPとウインドサーフィンをされてるんですか?

[OC] そうですね、SUPも好きですし、風が強い時はウインドサーフィンが良いですし、やってますけど、なかなか時間の問題で出来たり、出来なかったりしますね。サーフィンも、趣味でやってたりします。

[AO] そうなんですね。では、マリンスポーツでは主だったものはほとんどされてるんですね。

[OC] そうですね、結構海系のものはしています。釣りも面白かったりしますよ。

[AO] 釣りもですか。マルチですね~。(笑)

[OC] スタンドアップ、SUP自体が、そうやって漕ぐっていう部分でも良いんですけど、SUPフィッシングですとか、SUPの上でヨガをするですとか、これ(SUP)を使っていろんなことが出来ますので、なんかウケが良かったんですよね。痩せるとか、そういうキーワードにも引っ掛かりますし。そういう意味ではなんというか、敷居が低いと言えると思います。ですので、いろんなことをやる人が増えて来ていますね。

OCEANS CEO 小林基氏
(photo by ao editor)

[AO] SUPだと、いろんなことと組み合わせることが出来るんですね。

[OC] そういう意味では、面白いなっていうのがありますね。

SUPフィッシングで鯛やキスを釣る

[AO] こちらのショップで、SUPフィッシングとかも行かれるんですか?

[OC] そうですね、上手い人だと沖まで行って鯛を釣るとか、そういうのもやってたんですけど。

[AO] 鯛が釣れるんですか(驚)。それは美味しいですね。(笑)

[OC] その辺り(岸に近い場所)ですと、キスとかはすぐ釣れますので。ただ、穏やかだったらSUPフィッシング出来るんですけどね。風が強いと大変なんですよね。流されてしまいますので。

[AO] キスも料理したら美味しそうですよね。

[OC] そうですよね、魚美味しいですよね。

[AO] 私もサーフィンやるんですけど、やってたら波が来て、その波の中に魚がパチャパチャ泳いでたりするんですよね。そんな中にキスとかもいるのかな、と思って。

[OC] そうですね、ここら辺だとキスは、餌付ければかかりやすいですね。季節によって、魚の種類も変わりますし。男の人達は結構、(釣りに)興味ある人多いですね。釣りやりたいんですよ、とか言われる方が多いです。

[AO] そうですね、私の近所の人でも釣り好きな人がいますね。釣りも楽しそうですよね。

[OC] 全般的に海のことは好きですね。

なのちゃん
(photo by ao editor)

SUPヨガは人気

[AO] SUPヨガも、こちらのショップでされてるんですか?

[OC] そうですね、やってます。季節的に、今だと少し寒いですから、もう少し暖かくなってからですね。四月位から、ヨガの先生たちも動き始めますので。

[AO] 海の上でヨガをすると、凄い気持ち良さそうですよね。

[OC] そうですね、逗子の海って凄い穏やかなんですよね。だからやりやすいですよ。初心者の人だったり。アンカー打って固定してしまうんですけど。

[AO] そうなんですね。

[OC] そのままだと、流されて行ってしまいますので、一応アンカーで動かないようにしてやる感じですね。

[AO] 錘をちゃんと落として固定するんですね。

[OC] そうです。凄い人気有りますよね、海のスポーツは。結構日焼けとかの問題で、最近女性離れしてたんですけど、SUPが出てきてからは女性が増えて、ヨガをする方は女性が多いですけど、ヨガは人気じゃないですか。

[AO] そうですね、ヨガは人気ですよね。SUP、サーフィン、ウインドサーフィンと、小林さんはいろいろなスポーツをされるみたいですが、普段オフの時に、こういう時にはこのスポーツをやって、こういう時には別のこのスポーツをやるとか、何かありますか?

季節や気象条件による海の楽しみ方

[OC] 実は、逗子の海は冬凄く良いんですよ。水が奇麗ですし。ここからの夕日とか、富士山とか凄い奇麗なんですよ。気温が低い時の方が良いですね。冬はなにしろ気持ちが良いですね。ここの川、田越川っていう川なんですけど、SUPで新逗子の辺りまで行けば、桜が見えたり、潮が多ければ(潮が満ちて来て、海水が多くなれば)SUPで川を上って、そっちまで行けますし。川と言っても、この辺りは河口付近なので、海の潮に左右されるんですよ。潮が引いている時はガリガリと(擦ってしまう)なってしまうんです。SUPをしながら花見が出来ますので、結構面白いですよ。そういうのも楽しいですしね。正直、風が強い中で、漕いでいると体力的には付きますし、それはそれで面白いんですけど、ちょっとノンビリはできないんですよ。そうすると、風が有る時は、ウインドサーフィンとかをやった方が面白いですね。風が無い時の、ウインドサーフィンも相当大変ですけどね。そこら辺はものによりますね。波乗りが好きですから、波が有ったら、サーフィンかウインドサーフィンをして、波に乗ったりしますしね。

OCEANS CEO 小林基氏
(photo by ao editor)

[AO] SUPの場合は、波に乗ろうと思っていても、波が無かったらクルージングできるみたいな、柔軟性が有るんですかね。

[OC] そうですね、それもありますしね。毎日(海に)出てますので、もうそんなにガツガツはしてないですけど、SUPに乗って空が奇麗だなぁ、って感じたり。

[AO] では、夕日を眺めたりしながらSUPを楽しんだりされるんですか?

[OC] 冬は通常は夕方は寒いんですけど、今年は水温も高かったですし、温かかったですしね。そういう意味では今年は良かったですね。春は春で、潮の干満が大きいですから、名島とかに行って潮干狩りをしたりします。名島って葉山の沖にある島なんです。海の中に鳥居が有るところですね。

[AO] その島にもSUPで渡られるんですか?

[OC] そうです。名島までは2.5㎞位なんですよ。ですので、逗子から森戸にも、名島にも行けますよ。 春は南風に変わるので、追い風で帰って来れるんですよ。あっちで磯遊びしたりして、面白いですよ。春先は、潮が大きく動きますので、少し遊びに行くとかも、結構楽しいですしね。

夏は夏で、湘南って海の家とか多いので、隣の海の家まで、お金持って行ってみて遊んだりとかも出来ます。いろんな遊び方が出来ますからね。季節によって、いろいろ遊び方が変わるんですけど。

OCEANS 1Fの様子
(photo by ao editor)

[AO] 葉山とかで、海水浴とかしても楽しいですよね。

[OC] 逗子と比べて、葉山の方の海は、岩場も有りますしね。逗子なんかでも、SUPで行って小坪の方に上がったり(陸に上がる)も出来ますしね。ちょうど、小坪マリーナの横のところも、SUPで行って陸に上がるポイントが有るんですよ。そういう意味では、行動範囲が広くなりますね。

[AO] なるほど。じゃあクルーズして、行った先で遊ぶっていうことですね。

OCEANS 高橋亮氏
(photo by OCEANS)

SUPに乗ってご飯を食べに行く

[OC] 人によっては、お金持って行って、小坪の、ゆうき食堂さんに行ってみたりとか。(笑)あの辺りのお店さんで、昼食食べて戻って来るとかも出来ますし。Surfersさんでご飯食べて来たりとか。

※ゆうき食堂は逗子の小坪に有る、人気の海鮮料理屋さんです。Surfersは、逗子の浪子の近くにある海沿いのカフェです。

[AO] あそこも(陸に)上がるポイントが有るんですね。

[OC] やっぱり潮次第、海の荒れ方次第なんですけど、ポイントは有りますね。潮が引いていてガリガリになってしまう (擦ってしまう) とちょっと危ないので。

OCEANS CEO 小林基氏
(photo by ao editor)

[AO] ちょっとした、ビークルという感じですね。

[OC] そうですね、それに(そういう風に行って帰るのに)ちょうど良い距離ですよね。

[AO] 行ってる間に楽しめますし、アクティビティの組み合わせが面白いですよね。

安全ということ

[OC] そうですね、組み合わせがいろいろできるので、安全面が分かってくれば良いと思いますし、楽しめると思います。

OCEANS 1F シャワールーム入り口と貴重品用ロッカー
(photo by ao editor)

[AO] やっぱり安全が大切で、安全面を抑えながらやるのが大事なんですね。

[OC] 安全っていう部分の知識がちゃんと無いと。SUP自体、簡単は簡単なんですよ、とっつきやすいというか。でもだからこそ、逆に、誰でもやれてしまいますので、凄く危ない部分とかも有ります。それこそ、子供を載せて行ったはいいけど、子供が落ちちゃったりとか。ライフジャケット着てれば良いのに、着てなかったとか。リーシュコードを付けないで出てしまうとか。その辺りを、きちんとしないと危ないですよね。そういうことを教えていくのが私達の義務だと思っています。

[AO] 安全性を担保できるように、SUPを教えて貢献されているということですね。

[OC] SUPをやる人が増えた分だけ、漁港の周りでも、漁師さんとかの苦情も有れば、いろんな問題も出て来るんですよ。そういったところで、トラブルにならないように。漁師さんは守られてますからね。漁の邪魔にならないようにという意味では、漁師さんの方が優先になりますし。これから、シラス漁とかが、網を出してきます。時間も結構決まってるんですよね。そういう問題も有りますので。

OCEANS 1F 清潔なシャワールーム
(photo by ao editor)

海について思うこと

[AO] そういった知識も、SUPをされている方に教えられてるんですね。SUPから離れて、海に対して何か思われることは有りますか?

[OC] 海は、昔に比べると全然奇麗になったとは思うんですけど、今年は凄く水温が下がらなかったんですよ。毎年、ワカメとかアカモクとか凄くいっぱい打ちあがったりするので、そういうのを拾って楽しむということが有るんですけど、今年は全く無いですね。去年も確かに少なかったんですよ。いろんな問題も有るんでしょうけど、今年程、ワカメが生えなかった年は無いですね。それが、どんどん進む温暖化っていう問題なのか、暖流とかの一時的な流れの変化によるものなのか、ちょっと分からないですけど。アカモクとか海藻が無いと、アオリイカとかが卵を産みに来る場所や、小魚達が逃げ込む場所が無くなってしまうんです。それで、どんどん他の魚もいなくなっってしまうということもあります。潮焼けと言って、ウニが増えて、ウニが海藻を食べてるという問題もあるらしいんですけど、一概にそれだけの話ではなくて、水温の問題も有るとは思います。凄く変わって来てますよね、

[AO] 真の原因の見極めは難しいですよね。問題が深刻化すると、寂しい海になってしまわないかと心配ですね。サンゴとかも、だんだんと生息域の北限が北上してきているとも聞きますし。

OCEANS 1F 更衣室
(photo by ao editor)

[OC] そうですね。サンゴも、この辺りで奇麗なサンゴが見えるのなら、良い面もあるのでしょうけど、どうなんですかね。長い目で見たら、地球規模で見たら大したことは無いのかもしれないですけど。(笑)もっと寒い時も有れば、もっと暖かい時も有ったんでしょうけど。でも、今ここ何年かですと、変化は有りますね。どういう風に影響して来るかは分からないんですけど。でも、今年は本当に凄く違うなって(例年と違うと)思いましたね。ここまで水温が高いことって無かったですね。この2日位で随分(水温が)下がりましたし、下がり始めてから、またワカメが成長を始めたんですよ。今、新芽みたいなのが生えてますね。タイミング的にちょっとずれてますから、どうなるかは分からないんですけど 。

逗子の海でウナギとフグを釣る

[OC] ウナギの稚魚とかも、ウナギも凄い高騰してたのは、稚魚が獲れなかったんですよね。養殖出来る稚魚っていうのは、2月位までで終わりなんですけど、遅れてるから、最近になってからいるんですよ。それだと(ウナギのシーズンに)間に合わないから駄目だとか、聞いたことがあるんですけど。そこ(OCEANSの近辺の海)もウナギ結構いるんですよね。ウナギ釣ってる人も結構いますよ。

[AO] ウナギ釣れると嬉しいですよね。(笑)段々獲れなくなってるみたいですけど、ずっと釣れると良いですね。

[OC] そうですねよね、でもちょっと泥臭そうで、微妙なんですけど。(笑)釣ってる方とかもいらっしゃるんで、そういう意味では、凄く変わってますね。僕なんか、釣りも好きだから、魚がどういう風になるのかなと。その年によって凄い違うんですけど、去年は凄くフグが多くて、フグが凄く面倒くさくて。調理出来ないじゃないですか。(笑)持っていけば良いのかもしれないですけど。トラフグとかも、かかるんですけど、クサフグあたりだと微妙ですので。自分で調理するのは、免許が無いと出来ないですから。毒があるので、食中毒起こしてしまいますからね。

OCEANS 2F フリースペース
(photo by ao editor)

[AO] 結構、去年はフグを釣られたんですね。

[OC] 疑似餌で釣りをしてるんですけど、それを食われてしまうんですよ。だから、凄く面倒くさくて。大量に去年は出てて。そういう感じで、その年によっていろいろありますね。それこそ、暖かくなって来ると、カジキとかいたら良いでしょうけどね。(笑)

[AO] ここら辺(逗子)にカジキが泳いでると楽しそうですけどね。(笑)

[OC] それは冗談として、でもイルカとかは本当にいますよ。去年イルカ来てましたからね。いつもいるらしいんですよ。以前も、何年か前に江ノ島とかにいたらしいですよ。あれは定置網に入ってしまって、死んだらしいんですけど。

[AO] かわいそうですね。

OCEANS 2F フリースペース
(photo by ao editor)

[OC] そういう意味では、すごく変化は有りますね。なんにせよ奇麗であれば良いんですけど、どう変化して行くかですよね。

[AO] 良い風に変わって行けば良いですけどね。

ウニを駆除する

[OC] 磯焼けで、ウニが増えすぎて、海藻が食べられて無くなってしまうということが有って、ウニを駆除したり、 サーフィンの仲間や漁師の方と、ビーチクリーンをしたりしています。サーフィンをすると、岩場のところなのでウニを踏んでしまったりするんですよ、浅いところで。

[AO] あ~、痛いですよね。

[OC] 小坪から逗子のところが根になってます。逆に言えば有名なポイントが有ります。

OCEANS 2F フリースペース ロッカー
(photo by ao editor)

[AO] カブネの辺りですか?

[OC] カブネの辺りもそうなんですけど、こちらの方ですと、大崎とか浪子とかの棚のところです。カブネまで行くと深い棚なのであまり影響無いですけど。小坪のところの棚だと、凄く浅いですから。去年ウニ拾ったんですよね。2万個くらい拾いましたね。

[AO] え~、すごいですね。

[OC] でも、全然。これで拾ったのかくらいの感じだったんですよ。それを今年も3月の中旬…4月の頭か…まだ決まってないんですけど、またウニ獲って駆除するか、絶対無理だと思うんですけど、鉄腕ダッシュとかでもやってましたけど、ウニ獲って、三浦の余ったキャベツ食べさせてちょっと肥えさせて、食べるみたいなことをするか、考えてます。

OCEANS 1Fの様子
(photo by ao editor)

[AO] あ~、なるほど。

[OC] でも、なかなかそれに関しては、現実的じゃない気がします。お金かかりますし。プールみたいなところで、温度管理とかしないといけないですからね。

[AO] 壮大な計画ですね。

[OC] そういうのは有りますね。

[AO] 出来ると楽しそうですけどね。

[OC] そうやって獲れれば、一気にウニなんかもなくなるんでしょうけど。今すごくウニが多いですね。

OCEANS CEO 小林基氏
(photo by ao editor)

[AO] そうなんですね。気を付けないとですね。

[OC] 食べれるんだけど、売り物にならないんですよね。ちょっと水っぽい。味は悪くないんですけど、身が少ないので売り物にならないんですよ。身が多い、食べれるウニが沢山いたら、たぶんみんな一斉に取って行ってしまいますね。漁師さんとかも。

[AO] SUPでいろいろ行動されて、海へ行かれてるぶん、この辺りの海の状況にかなり熟知されてるんですね。

[OC] そうですね、僕達、保安庁とかとも連携して、何か有ったときは出るような下部組織にも入ってますので。水難救済会って言って、そういう情報をもらったりとか、漁師さんの方も密猟してるのを見ないといけないので、自分たちもマリーン連盟って言って、その辺りの組織に加入してることで、そういう部分を整備するということをやってるんです。この辺りのショップさんみんなで、そういうのをやってまして。

OCEANS CEO 小林基氏
(photo by ao editor)

[AO] ウニの関連も、そのマリーン連盟さんに関係しての活動になるんですね。

[OC] そうしないと、なかなか上手くやれなくなってしまいますので。

[AO] 海の環境も整えられて…ユーザーの方も安心して海で遊べますね。

[OC] 整えていかないと。そうすると行政の方も認めてくれますので、いろいろして欲しいとかていう話も聞いてもらえますし、お互いに持ちつ持たれつですね。

[AO] 本当に、幅広くやって頂いて、 小林さんのような方々が、ウニの駆除やビーチクリーンなどをやって頂いているからこそ、きれいな海があったり、安心して遊べるような環境が保たれてるのかなと思いますし、非常にありがたいですね。

[OC] いろいろな利害がありますからね。環境は大事ですよね。ちょっとした工事でずいぶん変わってしまったりとかしますしね。そこは大事だと思います。

[AO] 我々も機会があれば参加したいですね。

[OC] ビーチクリーンとかもよくやってますので。コロナウイルスの影響で、今月は中止しましたが。

[AO] 逗子海岸ですよね。

[OC] 逗子海岸、そうです。鎌倉とかでもやってますよ。

[AO] これから、SUPを始められる方とか初心者の方に、何かアドバイスが有れば、頂けますでしょうか。

SUP初心者の方へ

[OC] そうですね、安全面という意味では、スクール等で習うというのが大事だと思いますね。安全面というのは、波が有るとか無いとかは、目の前で見れるから分かりますけど、風は目に見えないですから。オフショアと言って、沖に流される風のことですけど、オフショアの風が吹いていたりしますと、気持ち良くSUPをしていても、いざ帰ろうとする時に、帰れなくなったりするんですよ。夏は、オンショアと言って陸に吹く風のことですけど、オンショアの南風が多いですから、この辺りでは、沖に流されることは少ないです。ですが、たまにオフショアで沖に流されてしまうことが有りますので、初めてSUPをする時は、スクールでなくても良いんですけど、 絶対にきちんしたところで、安全面の対策が分かる人に教えてもらった方が良いと思います。後は、思いっきり楽しんでもらえればと思いますね。

OCEANS CEO 小林基氏とスタッフの方々
(photo by ao editor)

(インタビューはここまで)

OCEANS代表の小林氏は、物腰が柔らかく、シーマスターと呼びたくなるほど、 逗子・湘南の海に精通している方だった。爽やかな海風が吹く逗子のビーチ近くの、清潔で居心地の良いショップの店内で、海に精通するシーマスターから、SUPの奥深さといろいろな遊び方、 逗子・湘南の耳寄り情報等、興味深いお話を沢山聞かせていただいた。とても和やかで、温かな雰囲気のショップなので、お気軽に訪ねてみて欲しい。

~OCEANS 関連情報~

OCEANS 〒249-0007 神奈川県逗子市新宿1-5-4

OCEANS TEL 046-872-8911

OCEANS HP

OCEANS Instagram

https://www.instagram.com/p/CE68kcpDV4X/
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