WSLのCS(チャレンジャー・シリーズ)の第2戦『GWM Sydney Surf Pro』が5月17〜24日、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州・マンリービーチで開催された。
メンズは、日本人の母親を持つ和井田理央(IND)が優勝!
ウィメンズはテレッサ・ボンバロ(PRT)が優勝した。
優勝を果たした和井田理央の戦いー。
オープニング・ラウンドはヒート最大のセットでダイナミックなターンを見せて2位で通過。R2では、強豪対戦選手らにひるむことなく、わずか3本のライディングで2位通過。
Round of 16では、マイケル・ロドリゲス(BRA)との超ハイレベルヒートを見せた。ロドリゲスが8.17と9.50の高得点を叩き出すが、それに対し理央が9.00と8.80を連続でスコアし大逆転してラウンドアップ!
ファイナルでは、ライアン・カナリン(AUS)と対戦し、理央が9.50を含む17.53を叩き出して初のCS優勝を掴んだ。
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インドネシア人選手史上最大の躍進であり、自身のキャリアでもこれまでで最大の結果を残した。これでランキングは2位に浮上、2023年CTクオリファイも見えてきた。
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日本勢女子では前田マヒナと脇田紗良が今回Round3(Round of 16)に進出した。 R1、R2を着実に勝ち上がり、R3で脇田はソフィ・マカロック(AUS)に、前田はルアナ・シルバ(HAW)にそれぞれ敗れ、9位でフィニッシュした。
CS第2戦 結果
メンズ
1位 和井田理央(IND)
2位 ライアン・カリナン(AUS)
3位 ジェット・シリング(USA)、レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)
ウィメンズ
1位 テレッサ・ボンバロ(PRT)
2位 ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
3位 キアラ・トモダ・バネット(HAW)、ソフィア・マックローチ(AUS)
CS第2戦 日本人・日系選手の結果
■メンズ
優勝 和井田理央(IND)
Round of 48 上山キアヌ、脇田泰地
Round of 96 稲葉玲王、大原洋人、小林桂(USA)
■ウィメンズ
Round of 16 脇田紗良、前田マヒナ
Round of 32 野中美波、松永莉奈
Round of 64 都筑有夢路
Article by Shiori.H