WSLのCS第2戦『GWM Sydney Surf Pro Presented by Rip Curl』と同タイミングで開催されたロングボードツアーの第1戦。女子の優勝はホノルア・ブルムフィールド、男子優勝はハリソン・ローチとなった。
日本からは田岡なつみと井上鷹が出場。
田岡なつみは、R1〜3まで順調に勝ち上がりR4へ進出。
R4=Round of 16では10年以上のキャリアを持つリンジー・スタンライディ―(USA)に対し、波を選びながらハイポイントを重ねる。ラストの波では、ノーズライドとカービングとのコンビネーションで9.00のエクセレントスコアをゲット。トータル16.67の高得点でリンジーに快勝した。
クオーターファイナルでは、クロエ・カルモン(BRA)と対戦。クロエが1本目から7.5の高得点をスコアする中、田岡も波を待ち、ようやく掴んだ1本では思うように点が伸ばせず。一方のクロエはその後に8.17をスコアし、大きくリードし続けてそのまま試合終了。
田岡のQFは思うような得点をあげられなかったが、それでも5位でフィニッシュとなった。
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井上鷹もR1〜3まで勝ち上がると、R4でアメリカのベテラン選手トニー・シルバにと対戦。難しいセクションでのリエントリーなどを決めて7点台・6点台後半を重ねてリードする。ヒート終盤には、綺麗なノーズライドとリエントリーのコンビネーションで8.60のエクセレント・ポイントをスコア。シルバを抑えてクオーターファイナル(QF)へ進出した。
QFでは、デクラン・ワイトン(AUS)と対戦。ハング5・10のコンビネーション等で得点を出すも、ワイトンがハイスコアを重ねて逃げ切る形で勝利。 5位でのフィニッシュとなった。
Taka Inoue INSTAGRAM
世界トップレベルで戦う日本の2人には、残りのWSL LTシリーズにも期待したい。
CT第6戦結果
■メンズ
1位 ハリソン・ローチ(AUS)
2位 ベン・スキナー(UK)
3位 カニエラ・スチュワート(HAW)、デクラン・ワイトン (AUS)
■ウィメンズ
1位 ホノルア・ブルムフィールド (HAW)
2位 クロエ・カルモン (HAW)
3位 タリ‐・ウェストン・ウェブ(AUS)、ソラエル・エリコ(USA)
Article by Shiori.H