JPSAロングボード第2戦『さわかみ 千倉プロ』が5月18〜19日に千葉県千倉で開催された。今年は全4戦のため、今戦をもって早くも前半が終了したことになる。
波はコシ・ハラサイズ、選べば切れた波もあるというコンディションで試合が進行。
最近のJPSAロングボードの傾向として、WSLと同様にシングルフィンを使ったクラシック回帰の流れが来ており、ノーズライドなどクラシックな演技が重視される様子だ。
ウィメンズの決勝には、吉川広夏、大村結衣、井上楓、井上桜の4名が進んだ。
開始からすぐに全員がライディングし試合が動き出すが、ポイントはほぼ互角。
そんな中、吉川が6.25を出してトップへ。その後大村、井上桜も5点台を出し接戦となった。続いて吉川が6.15を出して合計を伸ばし、井上楓も6.25を出すなど追い上げるも、トップの吉川には届かず試合が終了。
吉川広夏が接戦を制して優勝を掴んだ。
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メンズのファイナルは決勝ヒート常連の浜瀬海、秋本祥坪、森田大騎と、初の決勝進出となった堀内陽介の4名の顔ぶれ。
ファイナルではハイポイントが次々と出る中、浜瀬が9.50ポイントを叩き出して試合をリード。2位争いをしていた森、秋本に大きな差をつけて優勝を決めた。
全4戦中2戦を終え、連続優勝の浜瀬が早くもグランドチャンピオンへの大手をかけた。
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ロングボード試合結果
■メンズ
1位 浜瀬海
2位 森大騎
3位 秋本祥坪
4位 堀内陽介
■ウィメンズ
1位 吉川広夏
2位 井上楓
3位 井上桜
4位 大村結衣
Article by Shiori.H