コンスタントに上位の結果を残す五十嵐カノアが、CT第3戦『MEO Pro Portugal』を終えてついにCTランク暫定1位に立った。
CT第3戦『MEO Pro Portugal』は、3月3日〜7日にポルトガルのペニシェ「Supertubos」で行なわれた。メンズ優勝はアメリカのグリフィン・コラピント、ウィメンズ優勝はハワイ育ちブラジル国籍のタティアナ・ウェストン・ウェブ。 タティアナは、ファイナルでレイキー・ピーターソン(USA)と対戦。序盤レイキーにリードされるも、終盤に見事なターンを見せて8ポイントを出し逆転して優勝した。
(WSL Official Accountより)
▲ダイナミックなターンを決めるタティアナ
グリフィンのファイナルはフィリッペ・トレド(BRA)との対戦。フィリッペにリードされて迎えたラスト10分以降、際どいターンを連発して7.67と6.67を出し、こちらも逆転での優勝が決まった。グリフィンはこれがCT初優勝
(WSL Official Accountより)
▲バーティカルターン連発のグリフィン
今回の五十嵐カノアは、クオーターファイナルでジョン・ジョン・フローレンスにわずかな差で敗れて5位で大会を終えた。CTランク暫定1位となったことで、次戦第4戦では日本人で初めてイエロージャージを着て出場する。
選手たちのランクが激しく動いている今年のCT戦。
その中で安定感を見せるカノアの今後の戦いに期待がかかる。
(五十嵐カノアInstagramより)
Article by Shiori.H