WSLのCT第6戦『Quiksilver/ROXY Pro G-Land』が、6月4日に終了した。2022年のCT後半戦のこの大会は、インドネシアのG-Landで開催された。G-LandでのCT戦はメンズは約20年ぶり、ウィメンズは初開催。
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ウィメンズ優勝を果たしたのは、リーフブレイクに強いジョアン・ディファイ(FRA)。常にトップを走るカリッサ・ムーアを下しての優勝だ。今回の結果で、ジョアンのランキングは3位へ上昇、カリッサはランキングトップに躍り出た。
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メンズは、前回のマーガレットリバー戦で優勝したジャック・ロビンソンが今回も続けて優勝を掴んだ。セミファイナルでは、強豪ガブリエル・メディナとフィリペ・トレドの2名を下して勝ち上がっている。これでロビンソンはランキング2位へと浮上した。
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今回、CT前半戦を欠場し休んでいたガブリエル・メディナ(BRA)が、ワイルドカードで復帰し、3位に入った。また、ミッドシーズカットの危ないラインにいたコナー・オレアリー(AUS)も好調で勝ち進み、3位でフィニッシュ。ランキングを14位に上げた。
五十嵐カノアは、クオーターファイナルまで駒を進め、ジャック・ロビンソンと対戦。後半、カノアがセットをつかみスコアを揃えるも、その直後にロビンソンが8.50のエクセレントを叩き出し逆転。カノアは今シーズン3回目の5位でフィニッシュとなった。ランキングは6位→4位へ浮上した。
CT第6戦結果
■メンズ
1位 ジャック・ロビンソン(AUS)
2位 フィリッペ・トレド(BRA)
3位 ガブリエル・メディナ(BRA)、コナー・オレアリー(AUS)
■ウィメンズ
1位 ジョアン・ディファイ(FRA)
2位 カリッサ・ムーア(HAW)
3位 タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、ブロンテ・マコーレー(AUS)
Article by Shiori.H