アメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチにて、2022年の9月16日から9月24日の期間で開催された世界的な大会 2022 ISA World Surfing Games。男子は、五十嵐カノアと和井田理央の日本をルーツに持つ二人がワン・ツー・フィニッシュを飾り、歴史的な瞬間を演出した。
男子は、ファイナルラウンドまでエアリバースなどを惜しみなく披露しながら、危なげない試合運びで勝ち上がってきた五十嵐カノアと、リパチャージから粘り強く勝ち上がってきた和井田理央、そして、ギリェルミ・フォンセカとジャクソン・ベイカーがファイナルラウンドで激突。
ファイナルでも、フルローテーションやエアリバースなどを駆使して、五十嵐カノアが他選手を圧倒。記念すべき金メダルを獲得した。日本とインドネシアのハーフで有り、インドネシアの登録国籍選手で有る和井田理央が続く銀メダルを獲得した。
同大会は、2024年のパリ五輪の選考大会でも有り、五十嵐カノアの優勝、村上舜の11位、上山キアヌ久里朱の25位と、各男子選手の健闘により、日本が男子の国別団体1位となり、パリ五輪の出場枠を1つ獲得した。
ISA INSTAGRAM
■日本代表選手結果
男子
五十嵐カノア 優勝(金メダル)
村上舜 11位
上山キアヌ久里朱 25位
※和井田理央 準優勝(銀メダル)
女子
都筑有夢路 17位
松田詩野 29位
前田マヒナ 41位
Article by Hitzy